シリアス続きで糖度は少ないですが、冥府の裁判官になるミノス達3人のお話もここでひと段落です。
地上では愛の神、アフロディーテ様の登場ですよ!!!
コレットは死ぬことにした 15巻・ネタバレ感想
14巻では、冥府の裁判で使用する大事な鏡がミノスによっって割られてしまい。
鏡を修復するためにゼウス様の力を借りることに。
落ち込むハデス様を元気付けるコレット、という所まででした。
ゼウス様の雷を使って鏡を新しく作り直しているため、地上は雷雨です。
街の避難所で働いていたコレットの元に、雨に降られてビショビショのアフロディーテ様が現れます。
アフロディーテと言えば、愛の女神!!!
美しいというよりは、ゆるふわ女子系のアフロディーテ様。
むやみやたらにエロをまき散らします。裸になりたがるし、診療所はプチ混乱。診療所の皆はめちゃめちゃ忙しいのにアフロディーテ様の乱入にてんやわんやです。(なんでも雷がうるさいから地上に降りてきたとのこと。)
ハデス様の顔が綺麗で好きだというアフロディーテ様は冥府に行ってハデス様とデートしたいと言います。
コレットがハデス様の恋人であることを知っているのに
「あなたの魅力は知らないけど、私の魅力とはきっと違うから」
とかなんかよくわからない理論で突破しようとします。w
ハデス様とアフロディーテ様がデートして欲しくないコレットは、思わず
「私とデートしましょう!!」
とアフロディーテ様を誘うのでした。そんな申し出に
「するする〜💕」
と乗り気のアフロディーテ様。デートと言う名のコレットのマッサージを受けて幸せそうです。w
一方冥府では、鏡を割ってから気を失っていたミノスが目をさまします。
自分がやってしまった事の重大さから冥府を去る覚悟をするのですが、そんなミノス達にハデス様は裁判官となるように命じます。
冥府での裁判を待つものが多すぎて、鏡の完成を待つことができないと判断したハデス様は鏡なしでの裁判再開を決めます。
これまでは鏡が裁かれる魂の本当の心を映し出してくれていたため、鏡がない今、自分たちで魂の証言が正しいのかを判断する必要があります。
そのため、カロン(長年魂の船渡しをやってきた経験)、ケロベロス(魂の匂いを嗅ぎ分けることができる)、ミノス達3人(人間時代に裁判官だった)の力を使って、裁判を行います。
鏡を割ったにも関わらず、自分たちに裁判を任せてくれたハデス様の思いに応えようと3人は決意します。
そしてまた地上の診療所です!(冥府と地上を行ったり来たりですね。)
大雨の中、街の貿易商の奥様とたまたま街にやってきた旅人の男の人が診療所を訪ねてきます。
旅人の男性が言うには、雨の中、女性が立ち往生していたために診療所に連れてきたとのこと。
その奥様は着替えの際に半袖を拒み、何かに怯えた様子で家に帰ろうとします。
その様子を見たコレット達は、家で暴力を受けているのではないかと疑います。
最終的にアフロディーテ様がうまく話を聞いて解決し、奥様は街の皆や旅人の力を借りて現状をなんとかするための一歩を踏み出すことを決意します。
全てうまくいくことが分かっていたのかと言うコレットの問いかけに、
「私の風が吹くところにはね、あなた達が偶然だの奇跡だの言うような縁が引き寄せられるのよ」
「いき物達はみーんな私の凪の中なんだから、人の子よ、愛とともに面白おかしく生きなさい❤️」
と、なんて愛の女神らしいお言葉。
奔放に生きているアフロディーテ様、大らかな所が好きです。
そしてまたまた冥府!ついに完成しました!!
ゼウス様が頑張って作った鏡です!(ゼウス様はヘロヘロでした、お疲れ様です。)
初めて鏡を設置した時に、その場にいる皆の心の声を鏡が反射させます。
ガイコツの声、そしてミノス達3人の心の声。
-私達は冥府の裁判官って言えるのかな-
-冥府の皆さんは私たちのことをどう思っているのかな-
そんな不安な声がハデス様を含めみんなに聞かれてしまいます。
そしてハデス様のこころの声も、、
ミノス達3人が裁判で心が疲れてしまったこと、自分が裁判官を望まなければ面倒が起きなかったこと、けれどミノス達3人を大切にしたいと考えていること。。
そんなハデス様の心の声を聞いたミノス達3人は、自信を持って冥府の裁判官と名乗りこの仕事を続けていくことを心に決めます。
最後は少しだけ、、、、ハデス様とコレットのイチャイチャが見れますよーー!やっと、やっとですね。
15巻ではここだけです。
アフロディーテ様に入れ知恵されたコレットが自分からハデス様にキスするのですが、そんなコレットが愛しすぎたハデス様による猛烈なキスのお返し、、、ごちです。
是非皆様もコミックでご確認ください。w
ここまで読んでいただきありがとうございました。