コレットは死ぬことにした 花とゆめ

コレットは死ぬことにした【17巻・ネタバレ感想】コレットの出生の秘密が重すぎるっ。

17巻ではついに、コレットが育ての親で薬師のアノン先生と出会う前のお話が描かれています。めちゃめちゃヘビーなんだけど、まずは、骸骨達の苦悩のストーリーから!ハデス様、あんまり骸骨を追い詰めないでやってください。笑

コレットは死ぬことにした 17巻・ネタバレ感想

99話、めっちゃ面白い。ww

骸骨の妄想と願いと悩み爆発です!!!!!

そして骸骨達とハデス様の出会いも描かれます。超不気味な存在の骸骨達ですが、コレットは骸骨に支えられてきたと言ってもいいくらい重要なキャラクターですよね。

でもコレットが冥府に辿り着いた時にはもうハデス様の家来だったので、どうやって生まれて、何故冥府でハデス様の家来をやっているのか、気になりますよね^^

 

事の発端は、ハデス様が思いつきで骸骨に名前をつけようとしたところから始まります。今まで名を持たない骸骨達は、ハデス様に呼ばれる前に察し、動いて来たため名前を必要としていなかったのです。

 

骸骨は、冥府にある日突然生まれ、数は5体。なぜ生まれたかは分かりませんが、知能も高く、段々自分たちが住んでいる所が地下で、外の世界があることに気づきます。5人で楽しく冥府で暮らしている骸骨でしたが、程なくして、人間の魂が辿りつく様になります。

魂から骸骨と呼ばれた骸骨達は、自分たちが骸骨と呼ばれる見た目をしていて、異形な姿であることを知ります。

自分たちが恐ろしい生き物だとした場合に、美しいものはなんだろうと考え始めます。

 

そんな矢先、冥府にハデス様が降臨し、突然冥府の神になるため、骸骨達に家来にならないかと申し入れます。

ハデス様の姿を一目見た骸骨達は、その美しさに失神仕掛けます。w

美しいもの=ハデス様

骸骨達の見た目も全く気にしないハデス様に5人は心酔。

 

骸骨達は自分たちの名前を、人間の名前から取って付けてみる妄想を始めます。(ハデス様が甘い声で呼んでくれる。w)自分たちの妄想で鼻血ものの骸骨達。。。コレットよりハデス様好きですよね。ww

しかし、すでにハデス様は骸骨一人一人を個で認識しており、最早名前など不要との結論に至ります。

けれどもまだまだハデス様の家来への大感謝祭(?)は続きます。笑

 

家来全員に、何かハデス様にしてほしいことはないかと尋ねます。名前に引き続き、パニックに陥る骸骨達。しかしまたとないこのチャンス、辞退はしたくない!!!!笑

 

カロンは、ハデス様と一緒に釣りに。

コツメは、ハデス様と一緒にお風呂に。

ミノス達は、ケロベロス(大)と遊びたい。

 

をそれぞれお願いします。正に、、、ハデス様スペシャルデー。どうしたハデス様!

前巻の歓迎会でみんなとの絆が一層強まったからでしょうか。

そして結局骸骨達はお願い事を辞退するのでした。

 

そんな冥府の様子を察したコレットは、皆の邪魔をしないように待っている間に寝てしまいます。

起きたらそこにはハデス様!

顔近い。こんなイケメンに寝顔を見られたら恥ずかしすぎる!

ハデス様はコレットにも何かしてほしい事はあるかと尋ねます。

すぐに思いつかないコレットは、願い事を思いつくまて取ってていい?といつものあざと上目遣いでハデス様を見つめます。

そんなコレットに、キスしない理由はないでしょう。

超自然にキスするハデス様。

「隙あらばっ…!!」と照れるコレットに

「そうだな、油断するなよ?」

とか色っぽすぎるー!ソフトSなハデス様、、、はあはあ。

 

と言う冥界の大サービスを経て、ストーリーは地上に戻ります。

リニの生まれ故郷だった遍歴医の村でコレットは次の薬師が来るまで、薬師として働くことになっていました。

けど割とすんなり次の薬師ベレーさんがやって来ます。

 

ベレーさんは女性だけど男の薬師の格好をして遍歴医になった薬師さんです。自分の個を歪めることなく、苦労しながらも真っ直ぐ自分を信じて生きて来た薬師さんでした。

そんなベレーさんが、コレットの経歴を聞いて、今いる村の側に、コレットの生まれ故郷があるのでは?と言うことに気づきます。

それを聞いたヘルメス様が早速、その村を探しに行ってくれることになります。

 

自分の生まれ故郷のことはほとんど忘れていたけれども、いざ行けるってなると気になるコレット。

仕事が早いヘルメス様は次の日にはその村を見つけて帰って来ます。

もう人は住んでいないので草ボーボーですが、コレットが言っていた家と釜を見つけたので間違いはないと。

遍歴医の村は、次の薬師が来るまではその村で薬師をする必要があるのですが、ベレーさんが来てくれたので、コレットはいつでも旅立つことができます。

 

覚悟を決めて自分の生まれ故郷に向かうことにしたコレット。

草ボーボーの廃墟となった村でも、家の跡は残っており、コレットは段々と記憶を取り戻します。

コレットが幼かったころ、村に旅人がやって来ます。

その旅人は何かの病気で、村長さんの家で看病されるのですが、間も無く死んでしまいます。

 

その後、村長さんも病気になり、次々と村の人たちが病気にかかって死んで行きます。

コレットの両親も村の人達を手伝うようになります。

どんどん村の人達は死んで行き、、、コレットの両親はコレットが自分たちに近づかないように家の中に仕切りを作ります。

そして自分達も病気にかかってしまった後、コレットに村の裏山の小屋に行くように命じます。

釜に火をつけて旅人にコレットを見つけてもらう様に言います。

コレットは泣きながらも両親の指示に従い、一人で小屋で過ごし始めます。

そんなコレットを見つけてくれたのが、コレットの育ての親である薬師のアンノ先生でした。

 

そんなコレットの話を聞いて号泣するディオ様。

ハデス様もコレットの様子が気になって冥府からやって来ています。

そんなに壮絶な過去を持つコレットが、今の幸せを大事に真っ直ぐに生きている姿を見てみんなこれまで以上にコレットを愛しく思うのでした。

 

コレットの昔が明らかになった深い巻でした。冒頭の骸骨とのギャップ!!w

次も楽しみです!







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