1年に1巻ずつくらいのペースなので、結構待ちました!ドラマ化もされたけれど、ページをめくったら女子の冷ややかな表情と罵りの言葉っていう漫画のスタイルがとても好きです。
けどそろそろネタ切れ感も否めない?
深夜のダメ恋図鑑、6巻のネタバレ感想です!
File42 駆け引き男
佐和子のお話です。
会社の顧客である財部さんから、ことあるごとに話しかけられていた佐和子。
Lineの連絡先を交換してから、電話もかかって来て食事にいくことに。
佐和子が「うーん」と言っているのに、「いついく!?」とかちょっと押しが強いタイプの男性です。
佐和子は涼くんの面倒を見ていた時からですが、押されると断れなかったり、諦めちゃったり、耐える女性ですよね。
「今度は俺の馴染みのバーに招待するよ」
「ありがとうございます。」
「いつにする?」
「うーん、そうですね。気が向いたら…?」
「いつ向く?」
「うーん、私にはわかりません」
「今日の俺次第ってこと?」
なんて食事をしながらの会話は大人の駆け引きのようで、涼くんのような子供とずっと一緒にいたから、佐和子的にはちょっと新鮮さを感じます。(これが大人の駆け引き!?)みたいな。
よく見ると身なりもしっかりしていて、ちゃんとしている人なのかなー、恋して見てもいいかなーなんて思って何の気なしに、「ちゃんとしてるんですね」って言ったら、
「奥さんがちゃんとしてるんだよね」って既婚者かーい!!円がいつも既婚者惹きつけてますが、佐和子も。笑 (ネタ切れ?)
30台の既婚者が20台の独身女子に自分からアプローチしてセックスできると思っているのが信じられない佐和子。既婚者と不倫するのはリスクは未婚者側にありますからねー。慰謝料とかを考えると。
「アンタのセックスにどれだけの価値があるの?」とか人を殺すような目で言っちゃいます。w
面白かったのは最後に
「あれか!?お前のセックスは数千万の価値がるのか!?」
「じゃあ今すぐここでやってみせろ!数千万のセックスを!一人ピストンで!!!!」
※ 食事をしていたお店は佐和子の友達のお店
実際に不倫を誘ってくるような人って、あんまり不倫が悪いことだと思っていないと思うんですよね。奥さんいるけど何か?純粋に君が好き(君とやりたい)。みたいな。根っこから考え方が腐っているので治らない病気だと思っています。
File43 アレの使いどき
処女の戯言だと思って聞いてちょうだい!!という円の宣言から始まる女子会です。
セックス中にコンドームを装着するメンズの姿がシュールで受け入れられない、円のめっちゃ下ネタだけの回。w
File44 INGA
佐和子に捨てられて自分で家賃も払えない涼くんは、実家に出戻りしています。この回、6巻の中で一番好きだった。
涼くんの家にいとこの一成くんが遊びに来ています。そこに帰って来た涼くんパパ。一成くんは一人暮らしで自分のことをちゃんと自分でできる大人です。
お父さんは涼くんに、なんでもかんでも母さんにやってもらうんじゃなくて、自分でやりなさいとそれっぽいこというのですが、、
その場でいとこの一成くんが目撃したのは、涼くんをお説教しながら、鞄はお母さんに渡し、靴下は廊下に脱ぎ捨てる、夕食はご飯のお代わりまでお母さんに持って来てもらう、ダメダメ夫の姿。
(まだ家にお金を入れているだけマシか?)とか思っちゃっているところが優しい。一成くんを佐和子に紹介してあげて欲しい!!!
最後は、両親が涼くんに一成くんのところで勉強してくださいと涼くんを押し付けようとするのですが、全力で断る一成くんなのでした。
File45 軽い男
大学生のいとこ(男)の紹介で、20そこそこの男の子と食事に行くことになった佐和子。
(ろくな男紹介されないな。)
あった瞬間からもうダメダメな雰囲気が醸し出されています。言葉を知らない(才色兼備のことを美人薄命とか言っている)、歩きタバコをする(しかもポイ捨て)、ポイ捨てしたタバコを拾った佐和子を見て「オリエンタルランドー!」とか言っちゃっているしまつ。
今の時代、こんなやつおらんでしょ!あほすぎる。いや、大学生くらいってこんな感じなの?
食事に行くお店もタバコの吸えるお店に誘導、しかし、後ろの席に妊婦がいるにも関わらず平気でタバコを吸っているので耐えかねた佐和子は注意します。それに対して
「タバコを吸うのは俺の権利」
とかほんとおバカすぎて。怒り心頭の佐和子に水を頭からぶっかけられるのでした。
てか、何度も言っちゃうんですけど、こんなやつ存在するの?
File46 こじらせ男
涼くんの友達の市来くんのお話です。彼は、ちょと不憫ですよね。そして円といい感じ⭐️
File46は、市来くんがただただ可愛そうな話。
満員電車で痴漢だと間違われないように必死に両手をあげていたのに、脇押し付けて来るなとか若い女子に言われちゃう市来くん。
映画館で迷子の女の子に話しかけていたら不審者扱いされる市来くん。(メガネにマスクで幼女に話しかけてたら、ちょっとそう思われても仕方ない?)
でもそんな彼に救いの手が!?
たまたま映画館に一人で来ていた円が見つけて「私の連れが何か?」と助けてくれたのです。
File47 やっかいな男
やっかいな男というか、ただのセクハラ親父じゃね?というのが感想です。
円の会社の50過ぎの親父が、ことあるごとに円にセクハラ発言をします。
「肩揉んでよ、ガッチガチでしごかないとやばくて」とかエレベータで話しかけて来ます。
ある日、職場で円と同僚が週末の話をしていて、映画が好きな円が通っている映画館に30分かけて休みの日に押しかけて来ます。
もはやストーカーというかホラー。。
ロビーに座っていた円ですが、さも当たり前かのように隣に座ってまた卑猥な話を始めます。
「彼氏のそれくらい口にしたことあるよねー」
なんて、ストレートすぎて、今のご時世会社でそんな発言した瞬間ホイッスルなりますよ!!!
そんな親父に「クソが」って言い捨てる円さん、とっても好きです。
迷子で泣いている子供を見つけて親父の元を離れます。
ここからFile47に繋がっていたのですね。
File48 理想と現実
千代の八代くんへの仕打ちを見てると、ほんと八代くんが可愛そうになって来ます。
なんだかんだ言いながら、仲良くやっている二人、休みの日に八代くんの家で洗濯をしようとする千代。
八代くんのインナーTシャツの両脇の異様な黄ばみに悲鳴をあげるのでした。
(そのくらい許してあげよう。)
また、ある日のこと事が終わった後、2人ベッドで寝ていると、寝ぼけた八代くんが自分の頭を掻き、脇を掻き、アソコを掻いた手で千代の手を握った瞬間に悲鳴をあげるのでした。
(これはちょっと分かるなー。意識ないからタチが悪い。)
八代くんは布団ぐるぐるにされてベッドから放り出されるのでした。頑張れ八代くん!!
File49 見下し男
またまた佐和子ちゃんです。
田舎の叔母さんからお見合いを勧められた佐和子。
額縁メガネの冴えない目サラリーマンやって来ました。会ってすぐに名刺交換をするのですが、相手は一流企業つとめ。
自分の名刺も渡す佐和子でしたが、佐和子の名刺を見たリーマン(でいいや)はふっと鼻で笑います。この時点でもう佐和子のことを下に見てる感じですよね。今時リアルにこんなやついるのかな?
自分の仕事は忙しいアピールとか、転勤は大丈夫か?とか、なんか自分の仕事は変えないありきで、女性について来てもらおうと思っている感が鼻につきますね。タイトル通りの見下す男。
なぜ女性も仕事や生活があることを思いやれない。あまつ、別居婚いいかもっと感じる佐和子に、
「別居婚ってつまり、女性が家のこととか面倒を一切放棄して好き勝手生きるのに都合のいい制度ってことですよね。」
とか言っちゃう。そんなこと言われたら佐和子さん黙っていられませんから。w
「同居婚はあなたが家のことを一切放棄するための制度なんですね」
ごもっとも!結婚=女性が家のことをやってくれる。(自分はその分仕事して稼ぐ)って考えが古すぎていまの時代に合わないし、最近はWインカムでないとやっていけない世の中だから女性に働いて欲しいけど家のことやって欲しいみたいなよくわからない文化があると思います。
File50 魔性の女!?
File 46の続きです。
そのまま二人で映画を見てお茶をする二人。(なんかいい感じ)
市来くんは、姉と妹が家でゲスな話をしているのを聞いていて、若干の女性不信になっていますね。w
「あいつ私が筆下ろししてやったのに〜」みたいな。(姉妹でそんな話あんましないですけどね。)
円のことも男をとっかえひっかえしているような悪女だと勝手に思っていたのですが、実は円が処女で男性と付き合った事がないと聞いて、自分の勘違いだったと気づきます。
円も、市来が「女性がいつも上から偉そうに、「いい男がいない」、「変なやつばっかり寄って来る」とか言っているけれども相手に対してそんな尊大だから、それなりのやつしか寄ってこないんだよ」という意見を聞いて、素直にその通りかもしれない、と受け取ります。
「また付き合うよ、映画」とニッコリ笑う円を見て、ちょっと魔性が入っているんじゃないかと感じる市来くんなのでした。
ゆっくり、距離を縮めて言って欲しいですね。