月詠が可愛いすぎて思わずキスしちゃった大神。笑
満月を見て体が輝き始める月詠。
「見るな!」と割って入る梟。
と言うのが2巻の終わりでした^^
輝夜伝 3巻・ネタバレ感想
輝きが収まった月詠を置いて梟は去ります。
翌朝、よって何も覚えていない大神は月詠に何か失礼なことを自分がしなかったか?と聞きます。
「顔をぶつけられた。口を塞がれた。」
とキスしたことをなんとも思っていない月詠の返事を聞いても自分がキスしたことに気づかない大神。
Naze…?w
半年に一度宮中で行われる占いで、上様に禍をもたらすものが2つあると宣言されます。その内の一つがかぐや姫であると。
けれどもかぐや姫のことを好きな上様は、かぐや姫を宮中から追い出したりすることはない、とかぐや姫に伝えます。
一方で、頭の痣がどんどん広がっていることに恐怖している治天の君は、なんとしてもかぐや姫を呼び戻そうとします。
かぐや姫が禍であると言う噂が宮中でも広がり、濡れ衣を晴らすために一度治天の君の住む冷然院に移した方が良いと進言されたお上はそれを呑みます。
上様のことを段々好きになって来ているかぐや姫は上様が自分を冷然院に送ることに対して納得がいかない様子。
冷然院に辿り着く直前、かぐや姫の乗った牛車が比叡山の僧兵に襲われます。(僧兵達が集団で朝廷への訴えにきた。)
皆が僧兵を止めようと戦う中、月詠は背後から切られ傷を負います。
月詠を連れて近くの山の中に瞬間移動したかぐや姫は、不思議な力で月詠の傷を癒します。
僧兵がかぐや姫に迫り来る中、月詠はかぐや姫に一人で逃げる様に促します。かぐや姫は竹取の翁の元まで瞬間移動して辿り着き、疲労により眠ってしまいます。
かぐや姫が逃げた後、月詠は自分がかぐや姫であると名を語り、僧兵に捕まります。
捕まった先で仏眼太師と呼ばれる僧に出会う。
背中の傷が治りきっておらず、比叡山の山城で治療される月詠。そこで天女の話を仏眼太師から聞かされます。
・天女は月から来た存在
・天女は地上に長く留まることができない
・治天の君の想い人となった昔の天女は、地上を去る時に治天の君に不死の薬を残した
そのため治天の君は年を取らない不死の上皇であると。
一方、かぐや姫と月詠を追っていた大神と梟。
寺の守りが固く、手を出せないでいたが、竹取の翁の元にかぐや姫が戻ったこと、治天の君の元に仏眼太師からかぐや姫を人質に取っている旨の手紙が届いたことを知ります。
治天の君が、仏眼太師に捕まっているかぐや姫が偽物であると気づいたら、月詠は見捨てられることになるため、救出を急ぎます。
無事に月詠を助け出した大神と梟。
大神は梟が何故月詠を助け、月詠にだけ優しくするのかと梟を問いただします。
梟は治天の君に飼われている訳ではなく、治天の君の敵全てが敵ではないとだけ答えます。
無事に戻った月詠は、仏眼太師から聞いた過去の天女の話をかぐや姫に伝えます。
不死の薬の存在も知らなかったかぐや姫は、過去のことを治天の君に確かめたいと考えます。
月詠も自分の里に戻り、昔自分に何があったのかを知りたいと考え、二人は過去を辿る決意をします。
あの超怖い治天の君が昔天女と恋に落ちていたと言うのが以外です。
不死の薬を手に入れて、人が変わってしまったのでしょうか。まだまだ序盤なので、大神や凄王、梟との恋は始まらない感じでもどかしいです。
梟が月詠に優しいのは、実はお兄ちゃん、とかなのでしょうか。今そんなフラグが立ってますよね。個人的には梟と大神で月詠を奪い合って欲しいところなのですが。