週刊少年マガジン 東京リベンジャーズ

東京リベンジャーズ【20巻・ネタバレ感想】 イザナのことは理解できないけれど、鶴蝶が側にいてよかった。

天竺編も大詰めです!!未だにエマちゃんが死んだとか信じられない…。

東京リベンジャーズ 20巻・ネタバレ感想

東卍(トーマン)と天竺(てんじく)の最終戦です!

エマをなくして失意の底にいたマイキーに、タケミチが未来から来た事を伝えたヒナ。

これまでのタケミチの行動を見て来たマイキーとドラケンはその事実を信じます。

そして天竺との決戦の場にやって来たマイキー。

「俺とマイキーがお前の両腕になってやる」

というおっとこ前なドラケン。大切な人(エマ)を亡くしてすぐにここまで腹をくくれるの、かっこ良すぎです。

 

天竺との頂上決戦。黒川イザナ vs マイキー。

イザナはエマのお兄ちゃんで、マイキーの兄万次郎はイザナのことを気にかけていた。

けれど万次郎が死んでから空っぽになったイザナはいつしかマイキーを空っぽにして万次郎の代わりに自分の兄にしようと考え始める。

この思想、大分イカれているけど、稀咲と似たものを感じますね。

マイキーを空っぽにするため、妹のエマにかけたイザナをマイキーは許せません。

孤独なイザナに

「お前にはまだ弟(オレ)がいて、俺には兄(オマエ)がいる。」というマイキー。

妹を殺されてまで、イザナのことを救いたいと思うマイキーには万次郎と同じ思いを感じます。

イザナを救いたいと思っているマイキー、けれどもう引けないイザナ。

喧嘩で負けたら何も残らない、と追い詰められたイザナはマイキーに銃を向けます。

そんなイザナを止めたのは鶴蝶(カクチョー)。

昔からイザナに忠実に従っていた鶴蝶だが、イザナの惨めな姿は見たくないと天竺の負けを訴えます。

そんな鶴蝶を稀咲が銃で突然撃ち、庇って銃弾を受けるイザナ。

(死のうと思っていた子供の頃の鶴蝶に生きる意味を与えたイザナ。王と下僕と言う、一見歪に見える関係ですが、イザナも鶴蝶もお互いのことを認め合い、今まで二人で天竺を率いてきた。そんな関係だからこそ、イザナは下僕だと言いながら鶴蝶を庇ってしまったのでした。)

稀咲は今までの計画を全てタケミチに潰されて来た。マイキーを媒体にすることもタケミチに潰され、最後の切り札がイザナだった。

自分が王だと思っていたイザナが自分を庇ったことを信じられず、信じたくない鶴蝶。

「オレには、お前しか…、いないから。」

イザナは死の間際にマイキーに心の内を打ち明けます。

イザナはマイキー、万次郎、エマの誰とも血が繋がっていなかった。

誰よりも家族の繋がりを求めたイザナにとって、その事実はとても受け入れられないものだったのです。けれど、鶴蝶と出会い、自分が求めていた絆を手に入れた。そんな鶴蝶を無意識のうちに庇ったイザナ。。

そのままイザナと鶴蝶は息を引き取ります。

天竺と東卍の抗争の終わりを宣言するマイキー。稀咲への怒りはMAXになります。

「テメエだけは許さねえぞ、稀咲。」

稀咲をとっさにバイクで連れて逃げる半間。

タケミチはドラケンのバイクの後ろに乗って稀咲を追いかけます。ついに稀咲を追い詰めるタケミチ。

ついに最終戦!!!!!に突入です。

 

失意の底から復活するドラケン、マイキーがかっこいい。

遂に、稀咲との因縁の対決に終止符が打たれるのでしょうか。







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