聴覚に障がいがある女の子と、バックパッカーをしている先輩とのピュアラブです。森下Suu先生worldな作品になっています。相変らず絵が美しい。ストーリーはちょっと単調な感じで私好みではないです。先輩もちょっと何考えているか分からない系で、日々蝶々の方が好きだったなー。
ゆびさきと恋々 ネタバレなし、あらすじ
ゆびさきと恋々 簡単あらすじ
タイトルはゆびさきと恋々(れんれん)です。ショートケーキケーキ、日々蝶々と同じく繰り返し系ですね。
聴覚障がいを持つ主人公雪は大学1年生。電車の中で外国人に道を聞かれるのですが、聞こえないため困っているところを同じ大学の国際サークルの逸臣に助けられます。
親友のりんちゃんが国際サークルの逸臣の後輩であることから、逸臣と知り合いになり、仲を深めていきます。
広い世界で生きている逸臣と、小さな世界で生きている雪の超っっっっっっっ絶ピュアなラブストーリになってございます。
ゆびさきと恋々の登場人物
雪
聴覚に障がいを持つ女の子。補聴器をしていても音が混ざってどこで何が鳴っているのかも分からないくらい。逸臣のことは最初は憧れから仲良くなりたいと、近づいて生きますが、段々恋心に変わって行きます。(最初から恋心では?と思ったりも。)
逸臣
大学の国際サークルに所属し、時間があったら海外を飛び回っているバックパッカー。バーでアルバイトをしていたり、友人が多かったり、トリリンガルで外国人ともすぐ仲良くなれる。活動的ではあるが、言葉数は多くなく落ち着いた性格。
ゆびさきと恋々はこんな人にオススメ
- キャラクターの心情が丁寧に書かれている漫画が好きな人
- 静かで落ち着いた少女漫画が好きな人
ゆびさきと恋々 感想
森下Suu先生の新刊、ということで楽しみにしていたのですが、ちょっと、暗い?静かに時間が流れていく系の漫画ですね。
主人公が難聴という以外は特に特別な設定は何もないのに、素敵な作品として成り立っているのは森下Suu先生のキャラクターの心情の描き方というか、流石です!
私はあまりハマれなかったのは、逸臣の外見orキャラクターかもしれない。。日々蝶々やショートケーキケーキの男の子たちと比べるとぐっと引かれるタイプの男性ではないのかもしれない。
言葉数が少なくて、何考えているか分からない系。(指のタトゥーかっこいい。)
雪は確かに可愛いのですが、周りにいろんな女の子がいる逸臣が雪に引かれていく理由がイマイチピンと来なかったからかもしれません。当然、この漫画は雪の漫画なので雪の世界で、雪が逸臣に引かれていくことは理解できるんですが、、
こんなに世界を飛び回って、大学でも友達がいっぱいいて、高身長イケメンで女に不自由していない人が、たまたま女の子の一人として付き合うのはわかりますが、雪と同じくらいの想いを持って付き合ってくれたりするのかしら、と。
とまーそんな想いになるのかどうかも読まないと分からないのですが、少女漫画なので、そうなるのかなと思っています。それまでに逸臣が雪を好きになる描写が丁寧に書かれると嬉しいな、というところです。
ピンと来てないとか言ってますが。森下Suu先生の漫画なので、買う価値ありです!